【ドメインニュース】オンライン詐欺の罠を見抜く方法は?!米Yahoo!メール認証基準変更(2024年4月号)

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BRANDTODAY byGMOでは、皆様に最新の情報をお届けするためにドメインニュースを配信しています。

今月号の注目ポイントは、この3つです。
1) ブランド保護の専門家がオンライン詐欺の罠を見抜く方法を大公開!
2) Gmailの認証基準変更に続いて米Yahoo!社もメール送信者のガイドライン変更を発表!
3) SNS上での投資勧誘詐欺被害が急増!
これらの重要なトピックについて詳しく説明し、皆さんに正しい情報を提供することを心がけますので、どうぞ最後までお楽しみください。

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■メディア掲載:ブランド保護の専門家が解説!オンライン詐欺の罠を見抜く方法

メディア:GMOインターネットグループのオウンドメディア

当社の専門家が実際に詐欺被害に遭ったAさんとのQ&Aセッションを通じて、インターネットがもたらす利便性の陰で増えるオンライン詐欺の脅威に立ち向かう方法を解説しています。

この記事では、オンラインショッピングを安全に楽しむための実践的な知識を提供します。

詐欺サイトの見分け方から、被害に遭った際の対処法、さらには企業がブランドを守るための戦略まで、多角的なアプローチでオンライン詐欺への対策を掘り下げています。

この記事をぜひお読みいただき、詐欺師が仕掛ける罠を見抜き、賢く安全なオンラインライフを送るための一歩を踏み出しましょう!

オンラインショッピングだけでなく、あらゆるオンライン上の顧客接点にフォーカスして、ブランド資産を守るための方法についてもご紹介していますので、ぜひこちらもご確認ください。

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ブランド資産は攻めの姿勢で守る

トピック①米Yahoo!社のメール送信者のガイドライン変更

2月27日に開催されたフィッシング対策協議会のトピックで「Googleと米Yahooがフィッシングメール対策を強化」が取り上げられました。米Yahooの対応をまとめると以下の通りです。

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米Yahoo!社、2024年4月からDMARC認証を必須化

米Yahoo!社は、2024年4月からDMARC認証を必須化する方針を発表しました。これにより、より安全で迷惑メールの少ないメール環境を目指します。DMARC認証は、送信ドメインのなりすましを防ぐ技術であり、導入により以下のメリットが期待されます。

・なりすましメールによるフィッシング詐欺の防止
・迷惑メールの減少
・メールの信頼性・受信率の向上

2024年7月19日以降の変更

DMARCレコードの検証を強化し、以下の対応を行います。
・DMARCレコードが設定されていないドメインからのメールは、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられる
・DMARCレコードで「reject」ポリシーを設定しているドメインからのメールは、受信を拒否する。

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DMARCレコードが設定されていないと、自社からのメールがユーザーに届かなくなる恐れがあります。情報セキュリティの強化と快適なメール環境の実現のため、ドメインにはDMARCレコードの設定を推奨します。

当社ではSPF、DKIM、DMARCの設定と運用をサポートしています。新しいメール認証基準に対応し、安全で効果的なメール配信を継続できるよう、ご支援いたします。何かご不明点やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

|お問い合わせ|https://form.brandsecurity.gmo/form/dn/consulting

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Google/メール送信者ガイドライン厳格化による企業の取り組みは?DMARCレコード設定の実態調査をしてみた。
【ドメインニュース】【FREENOM社】のレジストリ機能が停止!?Gmail認証基準変更(2024年1月号)

|引用|
フィッシング対策協議会.”フィッシング対策協議会 技術・制度検討 WG 報告会 (オンライン) 開催のご案内”.フィッシング対策協議会.2024-02-20(参照2024-03-18)
Yahoo..”Sender Requirements & Recommendations”.Y!Sender Hub.(参照2024-03-18)
Google.”メール送信者のガイドライン”.Google Workspace管理者ヘルプ.(参照2024-03-18)

トピック②SNSでの投資を勧める詐欺被害が急増

有名人や著名なアナリストの肖像権を無断で使用し、その方々が投資を推奨しているかのように偽装するSNSを使った投資詐欺が増加しています。広告だけでなく、ダイレクトメッセージやSNSのグループ招待でも勧誘が行われています。

従来主流であったオレオレ詐欺は世の中に浸透し、高齢者もある程度の防衛策を取れるようになり、成立が困難になっていますが、SNSの利用により、高齢者はターゲットから外れつつも、若者や中高年層が狙われ、被害が広がっています。

悪用された起業家の前澤友作氏は、自身の氏名や肖像を無断で使用した250個のアカウントと270個の広告が公開されているとして、その広告等の削除を含む適切な対応をFacebook Japan社に求めました。

また、このような偽広告による投資詐欺は、著名人だけでなく、大手企業にも被害が及んでいます。みずほ証券をかたる偽広告が短期間での高額利益を謳い広まり、多くの問い合わせがあり、最大300サイトに偽広告が表示されていたと報告されています。

利用者の対策法

・そもそも安易な利益を約束する話は現実には存在しない
・対面で話もしてない人を信じて投資をしない
・入金先が個人口座であれば、それは間違いなく詐欺である

安心・安全な状態で運用するために

投資詐欺のサイト等を発見した場合には、GMOブランドセキュリティにお気軽にご相談ください。
また、安心・安全な状態でサイト等を運用するため、当社では、SNSに限らずウェブサイト、マーケットプレイス、ドメインネームにおけるブランド侵害の発見に努めています。
さらに、AIを活用して手頃な価格で効率的な監視が可能であり、侵害行為を削除するテイクダウンまでワンストップで対応できる『GMOブランドサーベランス』を提供しています。これまで高額で侵害対策のアウトソーシングをためらっていた企業の皆様も、ぜひご検討ください。

|ご紹介|

AI活用で効率的・リーズナブルにブランド侵害のモニタリングサービス 

|引用|
朝日新聞社.“SNSで投資勧める詐欺被害急増 1年で455億円、特殊詐欺上回る”.朝日新聞デジタル.07(参照2024-04-05)
警視庁犯罪統計.“令和6年1月の特殊詐欺認知・検挙状況等について(図表)”.警視庁.(参照2024-04-05)
愛媛県警生活安全企画課.“広報チラシ「投資詐欺に気を付けよう!」”.愛媛県警.(参照2024-04-05)
みずほ証券お客さま相談室.“「みずほ証券」等の名前をかたったSNSやSMS(ショートメッセージサービス)、電話、郵送での勧誘等にご注意ください!”.みずほ証券.2024-02-16(参照2024-04-05)

■統計情報

TLD別ドメイン登録件数

2024年3月25日時点:GMOブランドセキュリティ調べ

gTLD/ccTLD/新gTLDの3つのTLD種別における全体のドメイン登録件数とその内訳を示しています。カッコ内の数字は前月との比較となります。gTLDは前月に比べわずかに減少し、一方でccTLDと新gTLDは増加しています。Totalでは0.31%(344,668,883件)増加した結果となりました。

新規リリースのTLD情報

以下TLDの優先登録・一般登録が開始(予定)されています。興味がある方は別途ご相談ください。※文字列によりプレミアム価格の場合もあります。

<セカンドレベル「.tr」優先登録受付中>

トルコのセカンドレベル「.tr」の受付を開始しています。
取得をご希望の方はお問合せください。

【優先登録申請期間】
2024年2月14日~2024年5月14日
※当社の受付締め切りは、2024年5月14日 です。
※レジストリの都合により、受付期間などが変動する可能性がございます。

【審査・登録期間】
2024年5月14日~2024年6月14日(予定)
※審査を通過した場合は、登録費用を支払い、登録手続きに入ります。
【TLDリリース情報】トルコのセカンドレベルドメイン「.tr」受付開始予定(優先登録期間あり)

<一般登録開始予定の新gTLD 一覧>

【TLDリリース情報】優先登録・一般登録に関するお知らせ

編集後記

先日、新潟県の湯沢にスキーに行ってきました。初めてのスキー体験は、新たな挑戦と感動に満ちていました。ニュースで報じられている通り、確かに外国人観光客が多かったですが、私が訪れたラーメン屋は普通の価格でした。しかし、雪が例年よりも少なかったため、スキーができる期間が短くなってしまいました。地球温暖化の影響を実感し、地球を守り、より持続可能な未来を築くために努力する必要性を感じました。

ライター

メディア掲載:野津 絵理香
トピック①:加藤 恭久
トピック②:姜 艶梅
統計情報:范 渝絢
新規リリースのTLD情報:范 渝絢
編集後記:范 渝絢
発行責任者:矢島 崇成