BRANDTODAY byGMOでは、皆様に最新の情報をお届けするためにドメインニュースを配信しています。
多くのドメインを保有している場合、更新管理やセキュリティ対策は大変な作業かと思います。そこで今月号では、未使用のドメインを一括でストレージに保管し、シンプルに管理できる新サービス「GMOドメインストレージ」をご紹介いたします。そして、先日、東京ビッグサイトで開催された「2023特許・情報フェア＆コンファレンス」では、沢山のお客様に当社ブースにお立ち寄りいただき 、誠にありがとうございました。ご紹介した様々なサービスが皆様のお役に立てたら幸いです。
｜ドメインニュース 8月号｜【ドメインニュース】国内最大級の知的財産の総合展示会「特許・情報フェア＆コンファレンス」に出展します！
📣 新サービス
未使用ドメインをまとめて更新管理できる新サービス「GMOドメインストレージ」
昨今、企業では事業活動の拡大に伴い、ドメインの保有件数が増えてしまうケースがあります。ドメインを集約することも可能ですが、マーケティング上ドメインを取得せざるを得ないケースも多々発生しています。
そんなときこそ、使用していないドメイン及び使用済みドメインを安価・シンプルにまとめて管理できる「GMOドメインストレージ」をご活用ください！
💡特徴１｜ドメインネームの更新回答はストレージ単位で年1回のみ
💡特徴２｜初年度の移管・更新費用無料
💡特徴３｜サイズ内なら固定金額で管理可能
💡特徴４｜廃棄するドメインネームも「あんしん転売」でサポート
悪意ある第三者によるブランド毀損リスク回避の観点からも、使用済みドメインと保護ドメインの保有件数が増加しています。使用していないドメインの管理についてご相談されたい方は、当社担当までお気軽にお問合せください。
「GMOドメインストレージ」についての詳細・お問い合わせはこちら
📣 Adachi’ｓEye 🔍【急成長するSHEINとは（3/3）】★最終回★
シリーズ最終回となる今月号では、SHEINが急速な成長の裏で残している課題を、消費者目線とブランドオーナー目線で明らかにしていきます。
＜ ①消費者目線の課題 ＞
1つ目の消費者目線での課題は、商品の品質問題です。2021年にカナダでは、SHEINで販売された幼児向けのジャケットに、同国の基準値の20倍も超えた鉛が含まれていたというニュースがありました。鉛は人体や環境へ悪影響を与えるため、このような製品は重大な事故や消費者の健康被害を招く可能性があります。消費者はSHEINで販売されている商品が安全な材料で作られているか注意を払う必要があります。
< ②ブランドオーナー目線での課題 >
2つ目のブランドオーナー目線での課題は、知的財産権侵害の問題です。近年、H&Mグループをはじめ、世界的有名企業が著作権を侵害されたとして相次いで訴訟を起こしており、みなさんもSHEINでデザインや著作物が模倣されているというニュースを目にしたことがあるかもしれません。SHEINで販売されているノーブランド商品のデザインについて、自社ブランドのデザインが模倣されていないか注意を払う必要があります。確かに、デザインなどの権利者からの侵害申立てに対してSHEINの対応は十分なものではなく、弊社も侵害申立てを実際に行ってみて実感しているところです。ウェブ上に潜むあらゆるブランド侵害からお客様を守るために、私たちはSHEINに対してこれからも改善を求めていきます。
ECサイトなどのマーケットプレイスの普及により生活が便利になる一方で、顧客は良い面だけでなくこういった負の側面も知識として手に入れることが簡単になりました。企業として安心・安全なサービス提供が、信頼性アップの大きな課題の一つとなると言えます。
👇ブランドを脅かすウェブサイト・SNS・マーケットプレイス等における模倣品の検知＆監視
｜参照｜
・ニュース元：sheinの子供服に安全性の問題がある？カナダの鉛問題を徹底解説！
｜過去のドメインニュース｜
・Adachi’ｓEye🔍【急成長するSHEINとは （1/3）】
・Adachi’ｓEye🔍【第2回：急成長するSHEINとは（2/3）】
📣統計情報
表は、gTLD/ccTLD/新gTLDの3つのTLD種別における全体のドメイン登録件数とその内訳を示しています。カッコ内の数字は前月との比較となりますが、gTLDの登録件数は前月に比べわずかに減少しており、ccTLD、新gTLDは増加してTotalでは0.19%（346,076,069件）増加した結果となりました。
表 TLD別ドメイン登録件数
2023年9月5日時点：GMOブランドセキュリティ調べ
🌐 新規リリースのTLD情報
以下のTLDが一般登録開始・新規リリースされる予定です。詳細が未定のものは随時情報をアップデートしてまいります。興味がある方は別途ご相談ください。
※文字列によりプレミアム価格の場合もあります。
＜ 一般登録開始予定の新gTLD ＞
＜ 新規リリース予定の新gTLD ＞
2023年、ついに「.music」ドメインのリリースが決定しました！📢
2019年に、DotMusic社は大手企業AmazonやGoogleとの激しい争いに勝利し、登録権を手に入れて以来、注目を集めてきたmusicドメインがついにリリースされます。このドメインは音楽産業と関連する個人、団体、企業のために設計されており、音楽コミュニティに特化したドメインです。音楽ビジネス関係者にとって魅力的な文字列ですので、登録を検討されている方はお早めにご相談ください。
💡ドメイン部メンバー紹介
ドメイン部 メンバー紹介：姜 艶梅（キョウ・エンバイ）
中国生まれの朝鮮族の姜（キョウ）です。朝鮮族なので韓国語が母国語となります。
中国の大学を卒業後に韓国企業に就職して社会人として経験を積みましたが、自分の視野を広げたい思いから、2004年4月に日本へ留学に来ました。留学を終えた後には、システムエンジニア職に従事しましたが、新しい分野に挑戦したく、2011年にGMO ブランドセキュリティの前身である株式会社ブライツコンサルティングに入社しました。以後12年間に渡り、お客様のブランド保護に力を尽くしています。
入社当初はドメインネームチーム所属でドメイン関連業務を担当し、その後、模倣品対策チームに異動してからは、並行してECサイトの削除対応など模倣品対策に関連する業務を行ってきました。母国語である韓国語・中国語と今までの経験を活かして、アジア圏での対応が得意です。
編集後記
夏休みに「星が最も輝いて見える場所」として知られる長野県阿智村へ天体観測の旅に出かけました。山の頂上に立ち、満天の星々を観測していると、夜空を昇る一線の光が突然現れ、周りからは驚きの声が上がりました。その光の正体は、イーロン・マスク氏率いるスペースX社が打ち上げたスターリンク衛星群でした。スターリンク衛星には、天体観測や環境問題に対する懸念も存在しますが、最近では日本でも展開が進み、山間部や海上などの遠隔地や災害時に通信を提供できるなど、注目されているインターネットの一つです。星空に浮かぶ光跡は、まるで宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を目の前で見ているようであり、同時に私たちの未来の生活とインターネットの関わりについて考えた瞬間でした🌟
ライター
- Adachi’s Eye：安達 孝裕
- 新サービス：野津 絵理香
- 統計情報：范 渝絢
- 新規リリースのTLD情報：日下部 美央
- メンバー紹介：姜 艶梅
- 編集後記：日下部 美央
- 発行責任者：矢島 崇成
【問い合わせ】https://form.brandsecurity.gmo/form/other/brandtodaycontact