ミャンマーの商標法が施行されたので、ミャンマーへの出願をするべきかを考えるシリーズの第二弾。今回はECサイトを確認してみます。
そもそもインターネットは盛んなのか?
インターネットがそんなに普及しているのか?!と少し思ってしまうかもしれませんが、結構盛んなようです。人口5,659万人に対して、インターネットユーザーは、既に1,800万人もいるようです。人口の1/3はインターネットを利用する環境にあります。人口構造も下記のような形なので、年々インターネット利用人口は増えてきそうな気配です。
有名なECサイトは?
そんなミャンマーインターネットユーザーはどんなECサイトに興味を持っているのでしょうか?また、どんなものが売られているのでしょうか?販売されているものによっては、その業種関係者の皆さんは、現地への進出も視野に入るかもしれません。
shop.com.mm
左上のロゴの下にアリババのロゴが見えます。Shopはアリババ資本なのですね。しっかりとこうした途上国への投資をしています。
カテゴリをみると、電化製品、化粧品関連、おもちゃ、ファッション関連、アクセサリなどの需要があることが分かります。オフィシャルショップの出店もあるようです。日本のメーカーを見てみましょう。
電機メーカー超大手の企業だけの出店でないことが印象的です。
rgo47
ロート製薬はここでも販売をしています。その他、SONY、Pioneer、TIGER、Pigeonといった企業が出店をしているようです。
ちなみに、ロート製薬ってこんな口紅だしてるの??という疑問はありました。。
Onekyat
ミャンマー版メルカリのようなサイトです。中古品も含めてC2Cの取引ができるとのことです。最近立ち上がったサービスのようですが、携帯を主とするところが、ミャンマーのモバイル/インターネット普及率を感じさせます。
その他のサイト
他にも barlolo や yangon online store といったサイトも存在します。想像以上に色々とECサイトがあり、また携帯をメインとしたサービスも誕生していることに驚くばかりです。ミャンマーの生活レベルは一足飛びに上がっている感覚を受けました。
ミャンマーの経済発展の可能性を感じて商標出願をされたいと思った方は、是非お問い合わせください。
ライター:営業本部 寺地 裕樹
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