メルマガvol.29 ダークウェブ上に存在する”闇ドメイン”「.ONION」「.BIT」【BRANDTODAY】

平素よりBRAND TODAYをご覧いただきありがとうございます!

ラグビーワールドカップも熱狂の中終え、ラグビーロスの真っ只中かもしれませんが、そんな方には、是非 “結花シリーズ” でロス感を癒していただけると幸いです。

8月に開始をしたドメイン初心者に向けた “結花シリーズ” も早第8弾となりました。各所から「勉強になる!」「もっと知りたい!」をはじめ、「キャラに萌える」などのご感想もいただけております。 いつもご覧いただきありがとうございます。

10月下旬には、商標初心者向けのコンテンツも開始しています。
こちらもイケメン大好き “一ノ瀬リサ” を中心とする楽しく学べるコンテンツを配信しますので、是非楽しんでいただければ嬉しい限りです。

さて、BRANDTODAYのフェイスブックページでは少しご紹介をしていますが、ドメイン関連で気になる情報をピックアップです。

表に見えているドメインは氷山の一角

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インターネットが老若男女に広がり、情報はオープンになった、と思いがちですが、公開されている情報はほんの一部で、実は知らない情報群はたくさんあります。

その一つがダークウェブサイト。ダークウェブサイトは、グーグルなどの一般的なブラウザではアクセスすることはできません。

例えば、ダークウェブサイトの一つである .onion は、専用のブラウザ “Tor” を利用すると閲覧が可能となります。

ダークウェブサイトでは、不法な情報、公序良俗に反する情報のやり取りがフォーカスされますが、表現の自由を抑圧された人が貴重な情報を発信しているケースもあります。

BBCでは、報道の自由を確保するためにインターネットだけでなく、ダークウェブサイトでも情報発信をするようにしたとのことです。

まだ一般の方が目にするようなメジャーなサイトではありませんが、是非この存在は知っておきましょう。

ドメイン侵害は管理不行き届きの場合も多い

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ウェブサイトを開設するときには、ワクワク感もあり、何らの苦にもならないのが人というものです。

ただ、人気を博したウェブサイトなどを何も考えずに放棄したり、連携悪く想定していない時期に放棄をしたりすると、アダルトサイトやフィッシング詐欺用のサイトに利用されるというケースが最近また話題に上がってきています。

世の中には、SEOの対策上、優良な中古ドメインを購入したいという方々が少なからずいるということを認識の上、いかに利用価値を下げた上で処分もしくは維持をしていくかを考える必要があります。

当然のことではありますが、下記は徹底をしましょう。
ただ、放棄する以上、絶対に再取得がされないというものではありません。

a) サイトのオーナーは最終的にだれか?
制作会社の自由で放棄するというのはバツです。

b) サイト終了のお知らせはしているか?
信頼しているユーザーへのナビゲーションをしましょう。

c) サイトコンテンツを完全に落とし、PVを確認
PV数をみるのも面倒だという場合、多くは3年程ドメインを保持して放棄するケースをよく見受けます。

d) 放棄ドメインの監視
余裕があれば、モニタリングをして動向を確認します。

e) そもそも独自ドメインにすべきだったのか考察
ブランドTLD(例:.canon .sony)があれば、こうしたことには悩みませんが、保有されていない企業は、軽はずみに取得をしないルールは必要です。

以上、二つのキャッチーなドメインの話題でした。

さて、今月の人気記事のご紹介です!!


人気記事のご紹介

2019年10月1日~10月31日までのアクセスログより、BRAND TODAYの人気記事ランキングをご紹介いたします!

4位~10位の結果はこちら:発表!2019年10月度人気記事ランキングTOP10 気になる1位は?

セミナーのご紹介

近日開催予定のセミナーをご紹介いたします。ご興味のある方は是非!

【11月14日開催】ドメインマネジメントワークショップVOL.2「使用ドメインと保護ドメイン」 渋谷セルリアンタワー

前回5月に第一回目を開催し、参加された皆様から大変ご好評をいただきました人気の講座です。 今回は「使用ドメインと保護ドメイン」に焦点を当て、その運用方法をご紹介いたします。

[日時] 2019年11月14日(木)16:15~18:00(受付開始:16:00~)
[会場] 渋谷セルリアンタワー11F(JR渋谷駅南口より徒歩約5分)
[参加費] 5,000円(税込)

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【11月29日開催】企業公式SNS運用のプロに学ぶブランドの育て方【協賛セミナー第3弾】 渋谷セルリアンタワー

「せっかく公式SNSを始めたのだから、しっかり賑わうアカウントに育てたい!」そんな企業公式SNS担当様や、マーケ・ブランディング担当者様にぴったりのセミナーです。

「熱量」のあるフォロワーさんを味方につけるファンづくりの具体的なテクニックについて、第一線で活躍する「中の人」のプロに学びましょう。 なお、「天使のはね」ランドセルで有名なセイバン株式会社様ゲスト登壇も決定しております!

またセミナー後、10名様まで懇親会にご招待いたします。 「中の人」どうしがオフラインでつながれるチャンスです!定員までまだ空きがございますので、是非ご参加下さい。

[日時] 2019年11月29日(金)17:00~19:00(16:30受付開始)
[会場] 渋谷セルリアンタワー11F(JR渋谷駅南口より徒歩約5分)
[参加費] 8,000円(税込)

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編集後記

先日、『AI vs 弁理士』商標調査対決というイベントに行ってきました。

会場は、法律業界のイベントと思えないほどの盛り上がりを見せていました。
100人は余裕で超えていたのではないでしょうか。

イベントタイトルの通り、AIと弁理士がバトルをするのですが、3回戦の戦いありました。

  1. 画像商標対決
  2. 類否判断対決
  3. 識別力対決
詳しいルールはこちらをご参照ください。

最終的には、2勝1敗で弁理士の勝利となりましたが、各対決の成績は僅差でした。
当日、会場でも上記2.と3.については参加ができる形式でしたが、楽しい一方で、回答者の成績は、AIに負けたという結果がほとんどでした。

こうした結果を考えると、AIが何事にも勝ってしまうのか?!と思ってしまいますが、弁理士の先生方が類似判断をする際には、AIが教師データとする以外の情報も色々と考察して判断をしています。

また、当日の検討時間はAIにとっては十分な時間(数分で考える)ですが、弁理士の先生方にとっては十分な時間ではなかったかもしれません。

個人的には、共生だと思います。

技術の進歩に触れることができたことは、現場にいて非常に感動的でした。
AIができることが増えることで、より本質的な事業解決をするために考える時間を創出できると捉えることが寛容だと思います。
さらに日本の知財が発展していくきっかけなのだと考えもします。

何よりもこの企画を恐れずに実施なさったToreruには拍手だと思います。
IPtechの登場で、知財も2.0時代にやっと入った感覚を持ちました。

BRANDTODAYは、ラグビーでも話題になりました “にわかファン” をブランド・知財界隈で多く創出できるように一層の研鑽をしてまいります。

今月も宜しくお願い致します。

BRANDTODAY編集長 寺地