こんにちは、新人広報担当のKです✨
ブランドセキュリティ知識ゼロの私が学びながら記事を書いています!
初心者の方も一緒に知識を増やしていきましょう~!
今回は新gTLDについてです!
新gTLDプログラムが2012年にリリースされて以来(ファーストラウンド)、新しいドメイン名の種類が大幅に増加し、現在では全体のドメイン件数の約10%を新gTLDが占めるまでに成長しました。
この割合は、インターネットのドメイン構造における選択肢と多様性が拡大していることを示唆しています。
・そもそもブランドTLDって何?
・ブランドTLD取得のメリットってあるの?
・ブランドTLD取得までのステップが知りたい!
という方は以下の記事をご覧ください!
📣先行してブランドTLDを取得している企業は?【自動車業界🚙】
前回ご紹介したトヨタ自動車と本田技研工業株式会社について、ブランドTLDをどのように活用しているのか詳しく調べてみました。
●トヨタ自動車:「.toyota」
過去に登録されたものも含め、約98個のブランドTLDが登録されていました。
全体の4割ほどは、内部サービス(システムの連携)で利用しているものが多い印象でした。
また、global.toyotaというドメイン名は、グローバル・コーポレートサイトとして機能しており、トヨタの歴史や取り組みなどが書かれていました。
MXレコードを見てみると以下のようなドメイン名が使用されていることがわかりました。
MXレコードはメールを利用しているか否かの目印となります。
directorscut.toyota
ijokanri.toyota
konpon.toyota
members.toyota
mouichido.toyota
qevendor.toyota
●本田技研工業株式会社:「.honda」
過去に登録されたものも含め、約5個のブランドTLDが登録されていました。
また、「.toyota」と同様に、どのようなサイトに使用されているか調べた結果、
0.hondaとglobal.hondaいうドメインは、グローバル・コーポレートサイトとして使用されていました。
1文字ドメインを.comで取得しようとすれば数億円がかかりますので、こうしたドメイン名を自由にブランディングのために利用できることがブランドTLDの魅力といえます。
MXレコードが設定されているドメイン名は、jp.honda、racing.honda の2つ。
2社ともメールにも使われているということがわかりますね。
ブランドTLDを使用することは、コストや管理の面で一定の負担が伴うこともありますが、
インターネット上でのブランドの認知度を高めるとともに、顧客に向けて、安全かつ信頼できるオンライン環境を構築することができます。
📣新gTLDセカンドラウンドの実施!
現在ICANNでは、2026年2Qに新gTLDの申請第2ラウンドを開始することを目指しています。
企業が自社のブランドをインターネット上での住所として使えるようにする絶好の機会です。
自社専用のトップレベルドメインを持ちたい企業にとって大切なニュースですが、ブランドTLDの運営にあたっては、レジストリシステムの構築も必要であり、自社対応は難しいものです。申請(・運用)を行うにあたっては実績のあるコーポレートレジストラと共に進めることをおすすめします。
まとめ
企業においてドメイン名はインターネット上のID・識別子としての機能を超えて、今やブランドそのものに値する価値を持つ「ブランド資産」の一つとなっています。
ブランドTLDは、デジタルトラストの側面から他ブランドとの差異化が可能です。また、ドメイン名のドロップキャッチ被害はゼロとなります。さらに、ブランドTLDは自由な文字列を利用することができることから、ブランディングを優位に進めることができ、最終的にブランド価値(・信頼)の向上につながります。
トヨタ自動車と本田技研工業株式会社のブランドTLDがどんなものに
使用されているか知ることができましたね!今日も一歩成長…!
GMOブランドセキュリティは、現在ブランドTLDを運用している国内有数の大手企業及び
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