GMOサイバー攻撃ネットde診断とは?デジタルトラストを獲得するためのセキュリティ対策

年々、ブランドを取り巻くセキュリティの脅威は、ますます多様化し複雑化しています。
フィッシング詐欺、ドメインの乗っ取り、偽ブランドサイトの構築など、攻撃者は常に新たな手法を開発しており、企業の防衛手段を上回ろうと躍起になっています。

これらの脅威は、単に一時的な混乱を引き起こすだけでなく、企業の信用を著しく損ない、顧客の信頼を失う原因ともなり得ます。デジタル化の進展に伴い、企業や個人がウェブ上で提供する情報やサービスの安全性が、今まで以上に重要視されています。

本記事では、この安全性を確保し、信頼を獲得するための手段の一つをご紹介します。

企業のウェブ担当者は必ず押さえておきたい、アタックサーフェスとは

アタックサーフェスとは、サイバー攻撃の対象となる「IT資産の攻撃点」などを指す言葉です。
つまり、攻撃者が侵入や攻撃を仕掛ける可能性のある企業のデジタル環境の脆弱性を指します。

第三者による不正アクセスで情報が盗まれる事例は後を絶ちません。このような脅威に効果的に対処するためには、アタックサーフェスの理解とその管理が必須です。アタックサーフェスの大きさは、攻撃者が利用可能な入口の数や種類によって決まり、これが多ければ多いほど、システムはより多くのリスクにさらされます。

その入口の中でも、ウェブサイトへの攻撃件数は増えており、WordPressへの攻撃は1日あたり5000万件超も確認されています。一見無害な脆弱性でもWebサイトは簡単に攻撃を受けてしまいます。

アタックサーフェイスに対応 GMOサイバー攻撃ネットde診断

GMOサイバー攻撃ネットde診断は、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社によって提供されるサービスです。ドメインネームを登録するだけで、ウェブサイトやオンラインサービスのセキュリティ状態を診断し、脆弱性の有無を手軽にチェックするサービスです。


この診断を通じて、サイバー攻撃のリスクを事前に発見し、対策を講じることが可能になります。
特に、セキュリティに対する専門知識がない方やサイバー攻撃に危機感を持たれている方や、中小企業やスタートアップ、個人事業主にとって、手軽にセキュリティ状態をチェックできるこのサービスは非常に有用です。

【こんな方におすすめ】

●セキュリティ対策といっても何から手を付けていいかわからない
●高いコストがかかりそう
●対策はしたいけど時間がない

世の中では毎日、新たなセキュリティの脆弱性が発見されています。利用システムの更新で昨日脆弱でなかったものが今日脆弱になる可能性があります。大切なサイトを守るために、定期的に脆弱性診断し、現状を把握することが重要です。

▶詳しくはこちら

必要性と活用範囲

現代におけるサイバー攻撃の多くは、ウェブサイトやシステムの「脆弱性」を狙ったものです。
情報漏洩や不正侵入といった被害を未然に防ぐためには、これらの脆弱性に対する早急な対処が求められます。


GMOサイバー攻撃ネットde診断を定期的に行うことで、脆弱性を発見し、適切な対策を講じることが可能となり、企業やサービス提供者は大きな被害に遭うリスクを大幅に低減できます。

GMOサイバー攻撃ネットde診断は、さまざまな規模や業種の企業、オンラインでサービスを提供するプラットフォーム、ランディングページ(LP)など、インターネットを介して情報やサービスを提供する全ての主体にとって有効なツールです。企業においては、自社のウェブサイトや内部システムのセキュリティ強化に利用され、サービス提供者は、ユーザーに安全なオンライン環境を提供するための対策として活用します。

診断方法は簡単

診断方法はとても簡単です。

企業ドメインや自社運営サービスのドメインネームを登録するだけで、細かな設定をすることなくすぐに診断を開始できます。自動で脆弱性を可視化し対策案を提示するほか、アンケートに回答することでサイバー攻撃対策の状況をスコアリングし、その結果をサイバー攻撃対策のセルフチェックとして活用いただけます。

デジタルトラスト獲得への貢献

デジタルトラストとは、企業やサービスがデジタル上で提供する情報やサービスに対して、ユーザーが持つ信頼のことを指します。GMOサイバー攻撃ネットde診断を通じてウェブサイトのセキュリティ対策を強化することで、利用者はそのウェブサイトやサービスを安心して利用できるようになります。

これにより、企業やサービス提供者はデジタルトラストを獲得し、その信頼が競争上の優位性を高めることにつながります。

弊社サービス“BRANTECT byGMO”

BRANTECT byGMOは、商標、ドメインネームをはじめとしたブランド資産を管理するマネジメントシステムであり、FQDN*単位で情報管理することができるサービスを有しています。GMOサイバー攻撃ネットde診断とAPI連携することで、ワンストップで情報管理と監視をすることが可能となります。

*FQDNとは、DNS(Domain Name System)などのホスト名、ドメインネーム(サブドメインネーム)などすべてを省略せずに指定した記述形式のこと。例えば、「www.brandsecurity.co.jp.」は、ホスト名「www」とドメインネーム「brandsecurity.co.jp」をすべて揃えたFQDNである。

まとめ

GMOサイバー攻撃ネットde診断は、サイバー攻撃によるリスクを最小限に抑え、デジタルトラストを獲得するために不可欠なツールです。企業やサービス提供者は、この診断を活用し、安全なデジタル環境の構築に努めることで、利用者からの信頼を獲得し、持続可能なビジネス展開を図ることができるでしょう。

また、BRANTECT byGMOでFQDN単位でドメインデータを管理できるため、合わせて管理することで、よりリスクを最小限におさえることができます。

GMOブランドセキュリティでは、本サービスはもちろん、不正ドメイン対策やドメインネーム管理など、ドメインネームマネジメントに関するご相談も承っております。
   お問い合わせやご相談は、GMOブランドセキュリティまでご連絡ください。


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