2013年4月より、ブランド名を含むトップレベルドメイン(TLD)がリリースされます。そのうち「.game」や「.video」などの一般文字列が約700~800あると言われております。
これまで、新しいTLD(直近のものでは2011年の.xxx)がリリースされた際には、商標権者向けのサンライズ登録期間が設けられ、通常ドメインネームとして登録希望をする文字列の商標を、(TLDを管理する)レジストリに提出の必要がありました。
しかし、2013年4月以降はICANNの承認が下りたものから順に運営開始をすることとなり、各レジストリへ個別に商標を提出するというプロセスには対応できない登録希望者も出てくると想定されます。
そこで、2013年4月以降にリリースされるTLDに関しては、一度商標を提出することで全てのレジストリでの商標証明が出来るシステム/データベース「Trademark Clearinghouse (TMCH)」が開発されました。
サンライズ登録期間終了後においても、データベースへ登録した商標と同一文字列でのドメインネーム登録があった場合には、商標権者に対するアラートが挙がるシステムを兼ね備えています。
TMCHの利用対象者は、全ての商標登録権者となります。新gTLDの申請の有無に関わらず、今後リリースされる新ドメインでの保護登録をご希望される場合には、必ず必要となるサービスです。
本件に関する詳しい内容につきましては、お問い合わせください。