インターネットを利用する上での脅威は年々増えています。フィッシング詐欺や不正アクセス、情報漏洩といったニュースは、もはや日常的に耳にするようになりました。企業担当者の中には「うちも対策をしなければ」と感じつつも、どこから始めれば良いか分からず、つい後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。
そうした課題に応えるべく、GMOインターネットグループは 「GMOセキュリティ24」 を提供しています。誰でも無料で24時間365日利用できる「総合セキュリティ診断・相談サービス」であり、最初の一歩を踏み出すためのきっかけをつくることを目的としています。
▷「GMOセキュリティ24」で無料診断はこちら
GMOセキュリティ24のサービス概要
「GMOセキュリティ24」では、主に次の3つの機能を提供しています。
- パスワード漏洩診断:メールアドレスを入力すると、過去にそのアドレスとパスワードの組み合わせが漏洩していないかを確認できます。
- Webサイトリスク診断:企業が管理するドメイン(Webサイト)を対象に、多角的なリスクを調べます。
・Webサイト脆弱性診断
・クラウド利用・リスク診断
・実在証明・盗聴防止(SSL)診断
・なりすまし診断
- セキュリティ相談AI:24時間いつでも質問できるチャットボット。セキュリティに関する疑問を気軽に相談できます。
これらの診断は、グループ各社がそれぞれの強みを活かして分担しています。
- 脆弱性診断・クラウド利用診断:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社、GMO Flatt Security株式会社
- なりすまし診断:GMOブランドセキュリティ株式会社
- 実在証明・盗聴防止(SSL)診断:GMOグローバルサイン株式会社
グループ横断で専門性を集結させているのが、このサービスの大きな特長です。
GMOブランドセキュリティの「なりすまし診断」
私たちGMOブランドセキュリティが担当するのは、「なりすまし診断」 です。
「なりすまし」とは、企業のドメインやブランドを装って偽メールを送信したり、偽サイトを公開したりする行為を指します。顧客や取引先が誤ってアクセスすれば、情報漏洩や金銭的被害につながるだけでなく、企業ブランドそのものへの信頼を大きく損ないます。
なりすまし診断では、あなたが使用しているドメインが「なりすましメール」の攻撃からブランドや顧客を守るために、必要な設定や対策ができているかを確認できます。
さらに、本物そっくりに作られた“類似ドメイン”の存在もチェックできるため、偽サイトに悪用されるリスクを把握することが可能です。
- VMC(Verified Mark Certificate)発行申請の有無
企業ロゴをメール受信画面に表示するための認証。ブランドの信頼性を高めます。
- BIMIレコード設定状況
メールにブランドロゴを表示できる規格。適切に設定されているかをチェックします。
- SPFレコード設定状況
どのサーバーから送信されたメールが正規かを判別する仕組み。偽装メール防止に有効です。
- DMARCレコード設定状況
SPFやDKIMの結果に基づいてメールを受け入れるか拒否するかを判断する仕組み。なりすましメール対策の柱となります。
- ブランドTLDの利用状況
ブランドTLDとは、「.com」や「.jp」ではなく、自社専用ドメイン(例:GMOインターネットグループの場合「.gmo」)を使うことです。
- 類似ドメインの存在数
貴社ブランド名に似せたドメインが登録・利用されていないかをチェックします。なりすましの温床となるため、早期把握が重要です。
これらを調べることで、「自社ドメインがどの程度安全に守られているか」「外部から狙われやすい状態になっていないか」が分かります。つまり、なりすまし診断はブランドの信頼性を客観的に見直すための鏡のような存在です。
利用方法はとてもシンプル
「GMOセキュリティ24」の利用は簡単です。
1.サイトにアクセスし、調べたい自社のサイトURLを入力。無料診断をクリック!

2.メールアドレス確認を行った後に以下のようなページが表示されたら完了!

3.メールに結果報告の案内が届きます。記載のURLをクリックしていただくと以下の診断結果が確認できます。

4.結果を確認し、問題が見つかった場合には対策を開始しましょう!
さらに詳細なレポートがほしい場合…
「詳細に診断する」をクリックしていただくと「GMOなりすましZERO Lite」にお申込みいただけます。
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詳細診断でさらに安心。「GMOなりすましZERO Lite」とは?
より詳しく知りたい方には、広範囲にわたるリスク調査が可能な「GMOなりすましZERO Lite」がおすすめです。
無料診断に比べて約3倍の範囲をカバーし、SNSアカウントなども含めたブランド資産の脆弱性を徹底チェックし、ブランドセキュリティに対して、備えがどれだけできているかをスコアリングするレポートを月額1万円(税抜)で毎月お届けします。
診断結果を踏まえて、さらに具体的なセキュリティ対策を検討したい場合は、専任コンサルタントに相談できます。
「診断 → 改善 → 運用」という流れで、実際の防御体制づくりまで伴走支援が可能です。

貴社の大切なブランドを守る第一歩を踏み出しましょう。
特別な知識や大きなコストは不要です。「まずは診断してみる」ことが、セキュリティ対策を自社の課題として考えるきっかけになります。
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まとめ
セキュリティは一部の専門部署だけのものではなく、すべての企業に共通する課題です。しかし、実際には「難しい」「今すぐ必要ではない」と感じ、対応が遅れがちな分野でもあります。
「GMOセキュリティ24」は、そうした企業にこそ活用いただきたいサービスです。なりすまし診断を含む複数の診断を通じて、自社の現状を知り、今後の方針を考えるきっかけにしていただければと思います。
まずは一度、自社のメールアドレスやドメインを診断してみてください。
小さな一歩が、未来の大きなリスクを防ぐことにつながります。
さらに便利なサポートツールもご用意
企業ロゴ付きメール(BIMI)導入時つまずきポイントをサポート!「SVGロゴチェッカー」
企業ロゴ付きメール(BIMI)申請時にご提出いただく、「SVGロゴファイル」は、BIMI Groupのガイドラインに沿って作成する必要があります。
「SVGロゴファイル」は、細かな規格(SVG Tiny 1.2など)に沿って作成する必要があり、多くの企業様がお困りでした。
「SVGロゴチェッカー」では画像をアップロードするだけで、ガイドラインに適応したSVGロゴファイルができているかを確認できます。
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