【速報】ミャンマー知的財産庁(MIPD)、地震被害から復旧|出願受付を再開

2025年3月28日に発生したミャンマー中部の地震の影響により、一時的に停止していたミャンマー知的財産庁(MIPD)のオンラインシステムが、2025年4月7日付で復旧し、すべての出願手続きの受付が再開されました。

■ 被害の概要

地震はマグニチュード7.7の規模で、ミャンマー中部を中心に広範囲に甚大な被害をもたらしました。ザガイン、マンダレー、ネピドーなどの主要都市では、建物やインフラに大きな損壊が発生し、通信障害も広がっています。

2025年4月6日時点の報道によれば、地震による死者数は3,471人、負傷者は4,671人、行方不明者は214人にのぼっています。また、季節外れの豪雨が救援活動を妨げており、避難生活を送る人々の間では感染症の懸念も高まっています。

(出典:UNHCR Japan/Reuters ミャンマー地震緊急支援

■ MIPDの対応と現在の状況

ミャンマー中部、特にMIPDが所在するザガイン、マンダレー、ネピドー地域では大きな混乱が生じており、これによりMIPDのオンラインシステムが一時的に停止していました。

ミャンマー知的財産庁は、影響を受けた地域での通信・電力インフラの復旧と並行して、オンラインシステムの緊急対応を実施。2025年4月7日には完全復旧を達成し、出願および関連手続きの受付を再開しました。

現在は通常通りの運用に戻っており、出願人は必要に応じて提出期限の確認や補足対応を行うため、MIPDの公式情報や現地代理人との連携を推奨します。

(出典:HT IP LAW FIRM)

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