理由1) ECサイト利用者が増大しているから、ECサイト対策は必要です。
Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場…
ECサイトでお買い物が簡単にできる、本当に便利な世の中になりましたよね。
こうした電子取引市場、日本ではもちろんのこと、世界中でどんどん拡大傾向にあります。
様々なECサイトが濫立してきていますが、日本ではPayPayフリマ(フリーマーケットサービス)や、PayPayモール(オンラインショッピングモール)のプラットフォームが昨年誕生しています。
https://topics.shopping.yahoo.co.jp/promotion/paypay/より
ヤフーショッピングと連携してポイントが使用できるとのこと、横の繋がりにも力を入れていますね。)
また、アジア全体の動きとしては、マレーシア・インドネシア等東南アジアで展開中のShopeeがブラジルへの進出を果たしています。アジアから、まさかの南米大陸に事業拡大…。これは驚きのニュースでした。
このようにECサイトのボーダーレス化が進み、世界のどこにいても国境を超えてショッピングができるように。越境ECサイトを含む新たなプラットフォームの増加と利用者の増加。主にこの2つの要因がインターネット上での知的財産権侵害のリスクを高めています。
現に、日本国内に入ってきてしまった模倣品、偽物に対するご相談を受ける件数も多くなってきました。
この流れは、コロナの影響でさらなる拍車がかかるだろう、と考えています。
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理由2 ) 対策しないデメリットが大きすぎるから、ECサイト対策は必要です。
模倣品の流通額は世界貿易額の最大3.3%を占める約55.4兆円もの規模となっており、日本で被害を受けた会社は…、11,643社。
これは、日本の産業財産権登録企業のうち7.0%をも占める数です。
(模倣品対策とSDGs/令和元年8月経済産業省製造産業局模倣品対策室 https://www.meti.go.jp/policy/ipr/sdgs.pdf による)
このように、世界中で問題になってきている模倣品に対して対策しないでいると…、
-本来なら自社が得るべきだった利益が減少するし…
-消費者が質の悪い模倣品を掴まされることで、健康や安全に支障が出る危険性がある上…、
-あそこは偽物が多いブランドなんだよねーと企業イメージも悪くなり…
-何より後乗りして来た人が利益を得るなんて…それでは誰も先行しようとしなくなり、現場のやる気も失われ会社の成長に営業が出てしまいます!
デメリットばかりですね。。
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理由3 ) 対策するのが企業の責任だから、ECサイト対策は必要です。
とはいっても、インターネット対策を含む模倣品対策は、対策を行っても効果が期待出来ないと言われ続けています。
しかし、模倣品対策は、企業価値の向上/事業の持続的成長の確保に欠かせない、今話題のSDGs実現のために大きく貢献する対策でもあります。
これまでの模倣品対策は、自社の利益のため、消費者保護のためという視点が強かったように感じます。
このため、常に費用対効果が求められ、効果が期待出来なければ対策実施に二の足を踏むブランドオーナー様が少なくありません。
しかし、模倣品対策に関する世の中の見方は様変わりを見せています。
CSR(企業の社会的責任)から、より広い意味での環境・社会・経済という3つの観点から世の中を持続可能にしていくというサステナビリティ(Sustainability)という考え方へシフトし始めています。
この考え方は、今話題のSDGs実現のために大きく貢献する対策でもあります。
たとえば、パナソニック株式会社では、「模倣品を排除することは企業の責務である」として、こうした取組みを実際にされています。
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/files/archive/case13.html
過去に記事でも取り上げています!
これからは、模倣品対策は社会的規範を守っていく企業姿勢の一つとして、企業に必須とされる対策になっていくことでしょう。
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