シンガポール特許庁は、商標規則を改定しました。
今回の改定は商標法に関するシンガポール条約の規則改正を受けたもので、立体商標や色彩商標を含む様々な非伝統的商標に関して、出願要件の適切化を図るものです。
さらに、運用コストの増加に対応するため、オフィシャルフィーについても一部が値上げされました。
新しいオフィシャルフィーは2011年の12月1日から有効となりますが、商標については下記の費用が値上げされます。
- 登録
- 異議申し立て
- 取消手続き(Revocations proceedings)
- 審問(Hearing)
なお、次の費用についての改定はありません。
- 更新
- 名義や住所の変更
- 譲渡やライセンスの登録
また、シンガポールは2012年1月1日に発効されるニース国際分類第10版を適用することを公示しました。
2011年12月31日までの出願については、現行の第9版が適用されます。
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