中国、日中韓類似群コードの対比表を公表|商標出願時の利便性向上へ

中国国家知識産権局商標局は、日中韓の商標協力の一環として、「ニース分類第12版(NCL12-2025)に基づく日中韓商品・役務類似群コード対比表を公表しました。

本対比表は、各国における商標出願時の類否判断をよりスムーズに行うために作成されたもので、出願人の利便性向上を目的とした取り組みです。

公表内容の概要

    • 日中韓(日本、中国、韓国)で使用されている類似群コードを一覧化
    • ニース分類第12版(NCL12-2025)に準拠
    • 各国間での商品・役務の類否比較が容易に
    • 出願戦略の立案や事前調査に活用可能

■ 背景と今後の実務への影響

類似群コードとは、商標出願において、特定の商品やサービスが他とどの程度「似ている」と評価されるかの目安となる分類記号です。
各国で体系や運用に違いはありますが、審査実務における類否判断の参考情報として広く用いられています。

今回公表された日中韓の対比表により、各国間での商品・役務の類似関係を比較しやすくなるとともに、出願時の事前調査や戦略立案の負担軽減も期待されます。

※出所:中国国家知識産権局商標局
日中韓商品・役務類似群コード対比表の公表について

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