ドメインネームのブロッキングサービス”GlobalBlock”の最新情報!

ついに、”GlobalBlock”がリリースされます。まだ不明確な内容も多く、詳細な情報は今後発表される予定ですが、現時点での最新情報をいち早くお届けします!

GlobalBlockは、複数のレジストリをまたぐドメインネームを、これまでにない最大規模で一括してブロッキングすることが可能となります。2024年1月31日から、「事前申請(GlobalBlock Beta Program)」が開始されると公式発表がされていますので、ドメインネームでブランド保護をされている方は、出遅れないよう情報をご確認いただければと思います。

申請スケジュールと登録のプログラム

申請のスケジュールと種別は、以下の通りです。対象期間内に事前申請を行うことで、AdultBlockやDPMLと一致するドメインネームについては、登録時に割引プログラムが適用される予定です。

保護対象

保護の対象となるドメインネームの文字列には、登録商標や企業・組織名など、一定の基準があります。申請時には、公的な書類や資料の提出が必要となる予定です。

※対象となるドメインネームは、3文字以上の文字列であることも申請の条件となります。(2024年2月16日追加)

ブロッキングサービスの種類

完全一致の文字列を対象としたGlobalBlock以外に、類似文字列も対象とした「GlobalBlock+」というブロッキングサービスが用意されています。「GlobalBlock+」では、例で挙げられている類似文字列以外にも、対象となる文字列が追加となる可能性があります。一方、タイポ文字列は対象とならないという話もでており、「GlobalBlock+」を検討する際には、しっかり対象文字列の確認を行う必要があります。

対象のTLD

対象となるTLDは、gTLDだけでなくccTLDも対象となることが公開されています。対象となるTLDがすべて明らかにされたわけではありませんが、事前申請では最大566個のTLDで申請が開始され、事前申請終了前には約600〜700個のTLD、2024年末までに最大で約750個のTLDまで拡大されると言われています。

GlobalBlockでは、これらすべてのドメインネームを一括してブロッキングすることが可能となります。


さいごに

少しずつ情報が公開されていますが、どのような条件下で登録が選考されるかなど、まだまだ未確定な情報も多くあります。ブランド保護の観点で、ドメインネームマネジメントを行っている企業にとって、GlobalBlockは新しい選択肢となり得ます。

今回のGlobalBlockは、全世界が対象となっていることで、申請が遅れ自社ブランドのドメインネームが第三者にブロッキングされてしまうなど、予期せぬ事態も発生しかねません。また、一度に大量のドメインネームのブロッキングを行うため、割引プログラムは大きなインパクトとなることも予想できます。ぜひ、お早めのご検討をおすすめします。

申請方法や費用など、最新情報が入りましたら随時発信していきます。もっと詳しく聞いてみたい、登録するか迷っているという方は、まずは一度ご相談ください!

\ ご相談はこちら /


|注意事項|
※本記事の内容は、運営元(Brand Safety Alliance)の公式資料をもとに作成しています。
※本記事の内容は、2024年1月31時点での情報となります。詳細な情報が発表され、内容が変更となる可能性がございます。



GMOブランドセキュリティでは、本サービスはもちろん、不正ドメイン対策やドメインネーム管理など、ドメインネームマネジメントに関するご相談も承っております。
お問い合わせやご相談は、GMOブランドセキュリティまでご連絡ください。


【お問い合わせ】
GMOブランドセキュリティ株式会社
TEL:03-5784-1069

*ブロッキングサービス/GlobalBlockについては、詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
|BRANDTODAY byGMO|【速報】過去最大のブロッキングサービス”Global Block/グローバルブロック”が始動