2012年に1stラウンドの募集がされた新gTLDも6年の歳月が過ぎました。今まで約200TLDだったものが、約1,600TLDに拡大したわけですが、登録件数は既に数千万件に上り着々と増加しています。そんな新gTLDですが、数年以内にはいよいよ2ndラウンドの募集も始まる予定であり、2ndラウンド募集に向けて今しておくべきことは何かなど、新gTLD時代のドメイン管理を考えるセミナーを開催いたしました。
登壇者のご紹介
今回はドメイン統括の世界最高組織である、ICANNのアジア地域におけるインターネットガバナンスの安定と拡大のために活動をしているJia-Rong Low氏にお越しいただき、登壇いただきました。また、弊社は2004年1月の設立以来、約1,700社の企業のドメイン管理・監視等のサービスを提供しており、今回のテーマである新gTLDに関しては、1stラウンドにおいて、アジアで一番多くの申請サポートをさせていただいております。その経験を元に弊社からは2名登壇し、お話をさせていただきました。
アジェンダ
1. レガシードメイン時代(.com)から新gTLD時代へ
2. 第1回新gTLD募集の振り返り
3. 新gTLDがリリースされたことで取り組むべきドメインの課題とは?
4. ブランドTLDとは?
5. 先行するブランドTLD利用者の事例
6. 新gTLDの申請に必要な条件、プロセス
7. ICANNメンバーからのメッセージ
(写真:セミナーの様子)
受講者様からの声
●新gTLDというのは、どのようなものなのかを知ることができ、とても興味深いと思いました。
●新gTLDの活用事例を知る機会がないため、他社のブランドTLDの活用事例は非常に参考になりました。
●新gTLDについて社内で検討したことがなかったですがく、新たな知見を得ることができました。
●グループ内のガバナンスや保護の観点から、新gTLDの取得メリットがあると感じました。
●多くの事業・ブランドを手掛けている当社には関わりが深いものかもしれないと感じました。 など
その他、頂きました貴重なご意見を元に、ブラッシュアップをさせたセミナーを、随時開催していければと考えています。また、こんなセミナーを開催してほしい!など、ご意見ご要望ございましたらお気軽にお問合せくださいませ。また、BRAND TODAYでは新gTLDの活用事例などもご紹介して参りますのでご参考ください!
<関連記事>
ついに動き出した「.apple」 モバイル環境限定で魅せる新モデルの品質とは
動き始めた、ブランドTLD「.google」の活用方法から見えてくるものとは
〈ライタープロフィール〉
中山 礼美(なかやま れいみ)
GMOブライツコンサルティング株式会社
IPソリューション部/メディア担当
consul@brights.jp
2011年に入社後営業サポート業務に携わり、2017年5月よりメディア担当者として、商標やドメインネームの業務を学びながら記事を発信。様々な業界のトレンドを意識した記事作りの難しさに奮闘中。趣味は食べるコト、プチプラでお得感の高いものを探すこと。