最近はインターネットの普及により、様々なECサイトがありますよね。
ちなみにECとはelectronic commerce(エレクトロニックコマース=電子商取引)の略です。
代表的なECサイトといえば、
日本でも多くの方が利用をしてるAmazonです。
近年は多くのECサイトで模倣品が販売されており、
特に中国のECサイトの模倣品は有名ですよね。
ですが、これからは更なるインターネットの普及により、
中国だけではなく世界中のECサイトで模倣品が増えるかもしれません。
そして、今後はアフリカのECサイトでも模倣品が増える可能性は十分にあります。
そのため、先駆けて日本の方はあまり知らないであろう、
アフリカのECサイトをご紹介できたらと思います!
では、アフリカでもAmazonは使われているのか?
それとも他のECサイトがよく使われているのか?
実はアフリカでは、Amazonはそこまでポピュラーではなく、
2012年にナイジェリアで創業された「Jumia」が、
アフリカ最大のECサイトとして、ナイジェリアを中心に現在20ヶ国以上で展開されています。
Jumiaの展開国にエジプトも含まれていますが、
エジプトは中東と近いという特徴からか、
JumiaよりUAEなどの中東を中心に利用されている、「Souq.com」が1番使われています。
そのため、エジプトでよく利用されているECサイトはSouq→Jumia→Amazonの順です。
また、Jumiaはアフリカのほとんどの国に展開していますが、
南アフリカは対象外であり、
近年、南アフリカでは「takealot」というECサイトがとても有名であり、
Amazonよりも多く利用されています。
takealotのウェブサイト閲覧者の約95%が南アフリカのため、
ほぼ南アフリカの人々のみで利用されているということですね。
ちなみにアフリカのGDPランキングは、
1位ナイジェリア、2位エジプト、3位南アフリカですが、
トップ3の国、それぞれが別々のECサイトを多く利用していることがわかります。
ECサイトを運営するには注文から配送までのインフラ整備が不可欠であり、
まだ、インターネットすら普及していない国もアフリカには多くあるため、
インフラ整備等のコストを考えると、
アフリカのECサイトの成長スピードは他の地域と比べて、
ゆっくりかと思います。
ですが、これからアフリカはまだまだ経済成長をしていくと予想されているため、
たとえ成長がゆっくりでも今後期待できる地域かもしれませんね。