ドメインネーム用語集

ドメインに関する用語をまとめてみました!

IPアドレス
ネットワークに接続されている個々の機器(スマホやパソコンなど)に割り振られる番号のこと


DNS
Domain Name System の略。インターネットに接続されたコンピュータの情報(ドメインと IPアドレスの対応など ) を提供する仕組み 。
例えば、「brandtoday.media」にアクセスするためには、「brandtoday.media」に対応する IPアドレスが「192.0.78.130」であるという情報が必要であるが、その対応を調べる際に利用されるのが DNSである。


NS
Name Serverの略。
ドメイン登録時に当該ドメインのIPアドレス情報を格納するサーバ。このNSでは、当該ドメインのサーバのIPアドレス情報をDNSレコードとして格納し、インターネット上のリクエストに対して提供している。


ゾーン情報
NS が管理する範囲を「ゾーン」と呼び、そのゾーンの名前解決のための情報を「ゾーン情報」という。ゾーン情報を構成する1つ1つの情報を「DNS レコード」または「リソースレコード」と呼ぶ。DNSレコードには、ウェブサーバを示すAレコード、メールサーバを示すMXレコードなどがある。


ICANN(アイキャン)
The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers の略。
米国政府や代行機関により遂行されていたドメイン名登録業務、IPアドレスなどの管理責任を、民間
のインターネットの利害関係者が設立する非営利団体に移管するという方針により設立された非営利
団体。


レジストリ
ドメイン管理業者。ドメインのデータベースを管理する機関で、トップレベルドメイン(TLD、後述)によって異なり、”.com”と”.net”は VeriSign が管理している。


レジストラ
ドメイン登録業者。ドメインを販売、登録する業者を指す。


レジストラント
ドメイン権利者、もしくは名義人。


https://brandtoday.media/2019/08/20/domain-yuka-series2/

Whois(フーイズ)
レジストリが管理するインターネット資源の登録情報を提供するサービス。IPアドレスやドメインの登録者を検索するときに使用する。


ドメインの構造

 

ドメイン登録文字列
ドメインのうち、もっとも左側に位置し、ネットワーク上で個々のコンピュータを識別するための名称。登録を希望する利用者が、登録申請の際に任意に指定できる文字列部分。
例えば、JP ドメインの英数字ドメインの場合、半角英数字(A~Z、0~9)、半角のハイフン「-」で構
成された 3 文字以上 63 文字以下の範囲でホストネームを指定することができる。


TLD(トップレベルドメイン)
Top Level Domain の略。
ドメインは、ドットで区切られた階層構造をとっており、一番右のドットの右側に位置する”jp” や “com”など最右端のラベルを TLD という。「一般トップレベルドメイン(gTLD)」のほか、国・地域別に定められた「国別トップレベルドメイン(ccTLD)」がある。


gTLD(ジーティーエルディー)
generic Top Level Domain の略。
一般トップレベルドメインを意味して、世界の誰もが登録できるものや、個人向け、特定の業界向けのものなど、さまざま性質のものがある。具体的には、.com(商用) , .net(ネットワーク) , .org(非
営利団体) , .biz(ビジネス) , .info(インフォメーション) などがある。


ccTLD(シーシーティーエルディー)
country code Top-Level Domain の略。
国別 TLD を意味して、国や地域ごとに割り当てられたトップレベルドメイン。日本では”.jp”, 中国では”.cn”, 韓国では”.kr”, イギリスでは”.uk” が割り当てられている。


新gTLD(シンジーティーエルディー)
2012 年からドメインを拡張する目的として始まったプロジェクトで、New gTLD Program(新 gTLD)
と呼ぶ。新 gTLD の登場によって 2012 年までの gTLD はレガシーgTLD と呼ばれることがある。
具体的には.shop(通販向け), .tokyo(東京都住民やビジネス向け), .toys(玩具関連向け)のような制限なく自由に登録できるものや、登録者検証が必要とされる.bank(金融機関向け)と.insurance(保険会社向け)のようなものもある。他には、.microsoft(マイクロソフト社専用)と.canon(キャノン株式会社専用)のような登録者が完全に限定されるものもある。


SLD(セカンドレベルドメイン)
Second-Level Domain の略。
一番右のドットの左側に位置する部分を SLD という。SLD の定義及び使用方法は、そのトップレベルドメインを運用する組織(レジストリ)によって異なる。
たとえば、”jp”や”kr”(韓国)では、セカンドレベルに組織の属性を表す”co”(commercial=民間企業)や”ne”(network)を指定するが、同じ民間企業をあらわす属性でも、”cn”(中国)や”br”(ブラジル)では、”com” や”net” というように表記方法が異なるケースもある。このように属性を意味する場合もあれば「brandtoday.com」のように、ドメイン登録文字列が可能な場合もある。


サブドメイン
ドメイン登録文字列の左側の文字列をサブドメインと呼ぶ。このサブドメインはドメインの権利者が任意で設定することができる。例えば、「www.brightsconsulting.co.jp」を例とすると「www」がサブドメインに当たる。


SSL(エスエスエル)
Secure Sockets Layer の略。
インターネット通信の TCP/IP ネットワーク層でデータを暗号化して送受信するプロトコル(通信手順)
の一つ。データを送受信する機器同士で通信を暗号化し、中継装置などネットワーク上の他の機器による成りすましやデータの盗み見、改竄などを防ぐことができる。現在は SSL に脆弱性が見つかり使用されることはないが、歴史的経緯から後継規格である TLS(Transport Layer Security の略)を合わ
せて、SSL と呼ばれることがある。

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