BRANTECT新機能「ネーミング管理機能」追加のきっかけとなった花王株式会社様のブランド管理に学ぶ!事業部と法務部門のスムーズな連携【後編】

弊社のクラウド型知財管理システム「BRANTECT」に、
ネーミング管理機能が追加されました。

今回の機能追加の背景には、花王株式会社様に、「BRANTECT」を商標管理システムとして
導入いただく中で頂いたご要望がベースになっています。

開発のヒントをいただく中で見えてきた花王株式会社様のブランド・商標管理スタイルは、
弊社から見ても理想的です。今回は、そんな花王株式会社様のブランド・商標管理について
花王株式会社 法務・コンプライアンス部門 ブランド法務部長 奥田 伊都雄様((以下:奥田様)に
お話を伺うことができました。
     【前編】はこちら


今回、花王株式会社様では、海外複数拠点と日本国内の商標管理システム一本化と、このネーミング管理のクラウド化という2つの目的でBRANTECTをご導入頂いたわけですが、

2020年6月現在、ネーミング機能のご使用状況は慎重に移行中というフェーズ。
大切な権利のデータにかかわるところで今、私どもGMOブランドセキュリティ(旧:GMOブライツコンサルティング)には、どのような介在価値が期待されているのでしょうか?

私たちは、「花王」というコーポレートブランドと同じくらい、お客様の身近に必需品として寄り添い常に選んでもらうプロダクトブランド重視の会社です。

よって商標の数やバリエーションは当然膨大になります。

管理システムを導入し、既存のシステムから移行するのですから、この大量の大切な商標データを確実かつスムーズに移行させ、実務を汲んで適切に読み換えたり、項目の新設・統合なども安心して任せられないといけない

やはり、こういった部分での丁寧さやフォローの姿勢は重視しています。
今のところ、細かく確認や相談をしながら進められているので、及第点。


今後ネーミング機能を本格的に使い始めて更に機能や手順を改善していくタイミングが来ても、慎重に丁寧に対応して欲しいですね。

また、質問や調整をお願いする時も、内容毎にその領域のちゃんと詳しい人が出てきて、しっかり対応してくれるか、といった部分は、質を約束して欲しいところです。
例えば技術的なことはこの人、スケジュールのことはこの人、という感じで。


今はちょうど担当者が分かりやすくて良いので、今の状態は崩れて欲しくないです。

奥田様

身の引き締まるお言葉です。ネーミング管理機能のご使用状況が本格的になってからも、引き続き、花王株式会社様のブランド・商標管理のお役に立てるよう頑張ります。

花王株式会社様がBRANTECT導入に至ることをきっかけに、私たちは、大きなヒントを得て、ネーミング管理機能を追加するという形でBRANTECTの強みを増やすことができました。

すでに導入しているけれどあまり積極的にご活用頂けていないお客様にも、
商標をネーミングの段階から管理し、ブランド形成から保護までの一連の強化・効率化ができるようになったBRANTECTを今一度見直していただき、是非ご活用頂きたいと思っております。

花王株式会社様には、BRANTECTご導入の経緯にとどまらず、ブランド・商標管理に関して大変示唆に富んだお話を伺うことができました。BRANTECTの導入や活用のみならず、一段階進んだブランド・商標管理のお手本として、私たちも引き続き学ばせていただく姿勢を崩さずにお取引を続けて行ければと考えております。

この記事を読んでくださった企業内ご担当者様、是非BRANTECTを導入・活用して、花王株式会社様のような理想的なブランド管理を目指しましょう!

BRANTECTの導入にあたっては、専門のチームがデータ投入から仕様の調整、導入後の細かなご相談ご質問まできめ細かに対応し、既存のシステムからのデータ移管も安全・丁寧に行いますのでスムーズに業務改善やブランド管理の効率化ができます。

テスト導入用のデモアカウント発行も承りますので、お気軽にお問合せください。

※GMOブライツコンサルティング株式会社は、2022年5月11日に
 GMOブランドセキュリティ株式会社に商号変更いたしました。