＜4話＞サブドメインとは？サブディレクトリとの違い。基礎知識の徹底解説！メリット・デメリットの詳しい説明も！

西宮さんおはよう！ この間はとんだ訪問者がいたわね。

あれは元気というか、うるさいだけだと思うけど。

でた。

西宮さん以外にかわいい後輩なんていたっけかな？

まあまあ…。広瀬くん今日はどうしたの？

あら、なんか不都合あった？

なるほど、そんな事情があったの。技術的にサブディレクトリでの運用が難しいってわけね。独自ドメインは難しいけど、例外としてサブドメインを使いましょうか。

campaign.terachic.comはダメよ。他の部署でも使える可能性があるからね。

じゃあ、イントラから申請してね。

ふう…今日も嵐みたいだったわね。西宮さんどうしたの？

あ、そっか！じゃあ今日はサブドメインについてレクチャーしましょう。

上の図を見て。黄色に着色した部分がサブドメインよ。

そう、サブドメインは独自ドメインをさらに細かく区切ったドメインのことなの。上の図のproductsとnewgenicの文字列どちらもサブドメインよ。ただし、要素が若干違うの。

ちょっと図に書き込みするわね。

こんな風に、ピリオドで区切られたそれぞれの部分は、基本的にはその右側の部分のサブドメインなの。

実際に使っている企業の例を今回も挙げてみるね。

西宮さんも？いろんなお店が見られるからいいわよね！楽天は楽天市場だけではなく、様々なサービスを提供しているのが特徴のひとつね。

その通り。提供しているサービスが多岐に渡っているから、コンテンツのテーマもそれぞれ違うの。すべてページに「楽天」の名前が表示されるけど、各サイトのコンテンツは全くの別物なのよ。

それぞれのテーマが独立している場合に重宝するのが、サブドメインよ。サブドメインは、同じ番地に住んでいるけど、家自体はそれぞれ独立をしているイメージね。

さすが西宮さん、サブディレクトリについては理解しているのね！

今回のサブドメインは、形式的にはベースとは別のWebサイトと認識がされるの。これは大きなポイントよ。

ドメインパワーについても勉強済みなのね！ 確かに、ドメインパワーに関してはベースの恩恵は受けにくいわ。

SEOペナルティに関しては、少し複雑ね。影響を受ける可能性は否めないわ。影響を完全にシャットダウンするのは難しいの。

新しく作成するコンテンツの内容を確認したうえで、サブドメイン、サブディレクトリどちらを使用するのか、検討するべきね。 さ、今日はここまでにしましょう。内容をまとめておいたから確認しておいてね。お疲れ様！