<パートナー紹介:グローバルサイン 河田 大地氏> 常時SSLは必須に!付加価値提供がビジネス成功の鍵

2018年7月にGoogle Chromeの新しいバージョン「Chrome 68」が、10月には「Chrome 70」が登場予定で、今後更なる、「常時SSL(https)」強化が求められることになります。SSLサーバ証明書発行数が国内シェアNo.1と大きく躍進しているGMOグローバルサイン株式会社の営業本部チームリーダーである、河田大地氏にインタビューをし、今後の展望などをお伺いしました。

はじめに:Googleセキュリティ強化の余波


2018年10月に登場予定の「Chrome 70」では、非SSLサイトのフォームなどにデータ入力が行われると、赤色で「保護されていない通信」という警告表示が出るようになることが発表されています。赤色の表示になることは大きな変更点です。また、近い将来HTTPSのときは、鍵マークなどの特別な表示を一切出さないようにするとも公表しています。

画像出典:https://zenlogic.jp/aossl/browser/chrome69-https/#link01

大きな関心に変化したSSL


先日、7月24日の「Chrome68」公開に伴う、グローバルサイン社へのSSL化の反応も非常に大きなものでした。昨年比120%以上のSSL化導入となり、会社のIT部門だけが関心のあったSSLが、広報や宣伝部からの問い合わせもあり、部署問わず大きな関心を持つ事に変化したことを感じました。「Chrome 70」の登場などにより更なるSSL化のニーズの高まりが予測できます。

関心が高まっている一方で、他国と比較したとき、日本でのSSL導入は消極的というデータは自社の啓蒙不足であるとも感じています。また、アメリカを始めとする海外の国では、国の機関が自らSSL化の重要性を理解し、積極的に取り組む姿勢があります。これは日本と大きく異なる点であるとも感じます。

国内最強のシェア率でより良いサービスの提供へ


現在、SSLサービス企業の国内シェアNo.1として、世界各国の様々な業種、業態の企業や団体様に導入いただいております。他社との違いとしては大きく2点あると考えています。1つめは「バックアップサポート体制」です。地震などの災害やシステムトラブルなどの様々なリスクに備えて、東京渋谷と山口県下関市の2拠点による相互バックアップサポート体制を取っています。また、開発も国内で行うことで、ユーザー様からの細かなご要望に迅速に応えられることに努めています。2つめは「ワンストップサービスのご提供」です。ドメイン認証、企業認証、EV認証全ての取り揃え、また、オプションサービスも豊富にご用意しています。

今後の目標としては、シェア率50%以上を達成すること。シェアを拡大することで、多くのユーザー様によりよいサービスの提供ができるようになると考えています。

セキュアな環境向上へ


SSLに限らず、インターネットを安全に利用いただくための啓蒙活動に力を入れています。北海道から沖縄まで日本全国でセミナーの開催をし、都心より情報の少ない地域に対して、積極的に情報提供をしに伺います。ご参加される方は、自治体の方、システム会社やメーカー企業の方など多岐に渡りますが、セキュリティと利便性の向上を実現できるお手伝いができればと思っています。

(写真:お客様に付加価値を提供することが夢で、グローバルサイン社に入社したこと。今後もより多くの付加価値を提供することが目標です、と語る河田さん。)

私は普段パートナーの売上分析などを行っているのですが、2016年よりブライツコンサルティング社でも、グローバルサイン社のSSLサービス販売代行をいただいており、大きな反響に驚いています。ブライツコンサルティング社は、ドメインネームと商標を含めたトータルサポートやコンサルティングが可能な点が強みであると感じおり、知財の観点からSSLサービスを提供できる点は他社にはない付加価値の提供であると思います。

今後、モノにも証明書を入れていく時代に変化していきます。IoT(Internet of Things)におけるセキュリティ強化は、会社としても私自身の展望としても力を入れていきたい部分です。モノやデバイス向けの証明書により、セキュリティを高めるお手伝いをしていき、より多くの付加価値の提供をしていくことが夢である、と語ってくれました。

通信の暗号化だけでなく、なりすまし防止、検索順位向上などSSLは注目すべき技術です!企業として、ユーザーの利益を守るためにも、しっかりと導入をいただければと思います。

GMOグローバルサイン|https://jp.globalsign.com/