.amazon、新gTLDプロセスに復帰?!

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新gTLDの第一回申請時、アマゾン社はICANNに「.amazon」、「.アマゾン」、「亚马逊」(中国語)を申請しましたが、各国政府諮問委員会(GAC)の反発があり、2014年5月14日に登録棄却をされていました。

具体的には、ブラジル、ペルーからアマゾンは地理的に重要な地域名であるという主張があり、アマゾン社に独占をさせるべきではないという反発でした。

そんなアマゾン社の申請が、再び新gTLDの申請プロセスに復帰するとのことです!

 

アマゾン社は棄却された後、第三者委員会に不服申し立て(IRP)をしており、このほど不服内容が認められたようです。

アマゾン社の訴えの中には、ブラジルにはイピランガという川があり、地域名としても使われているが、同名の石油会社もあり、その会社が、.ipirangaを申請し、それは認可されている。アマゾンも同様に認可されるべきだと主張をしています。

 

たしかに、この主張には合理性がありそうですね。

 

アマゾン社は、新gTLDの申請数でも80件弱あり、google社に次ぐ申請をしていた会社でもあります。新gTLDに積極的である会社が一番取得したいドメインを取得できることで、今後新gTLDのトレンドにも影響を及ぼす可能性がありそうです。

今後のプロセスが気になります。ICANNはいつものスローペースで評価を進めることはできなさそうですね。

 

因みに、アマゾン社が本不服申し立てに支払った費用は、163,045.51 ドルとのことで、敗訴したICANNが負担するようです。

 

リンク:http://domainincite.com/21936-governments-slammed-for-overreach-as-amazon-wins-gtld-appeal

 

わからないことがあったら、ぜひ連絡くださいね!

 

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