中国:第35類小売役務新設

中国で2013年1月1日より新設された第35類の医薬品関連の小売役務の一般申請受付が2月1日より開始しました。

1月1日より実施された《商標出願用商品役務国際分類》第十版2013修正版では、第35類に医薬品関連の小売役務が新設され、1月31日までの優先出願期間(過渡期)中に、特定要件を満たした企業のみの出願が認可されました。

新設された役務は下記の通りです。

  • 薬用、獣医用、衛生用製剤および医療用品の小売または卸売
  • 薬品の小売または卸売
  • 薬用製剤の小売または卸売
  • 衛生調剤の小売または卸売
  • 医療用品の小売または卸売
  • 獣医薬の小売または卸売
  • 獣医用製剤の小売または卸売

上記以外の表現は一切認められないものです。上記の役務と同時に同区分の他の役務を指定して出願することも可能です。

一般申請受付開始後、どなたでも出願できるものですので、第三者に冒認出願されるおそれがございます。したがいまして、新設された役務について使用中、あるいは使用予定の商標を所有している企業様はもちろんのこと、これらの役務について第三者に使用されると問題が生じる可能性を危惧される企業様は、新役務について権利化される事をお勧めします。

特に医薬品・薬品・健康食品やサプリ・化粧品関連事業を行なっている企業様は早めに出願することをお勧めいたします。

海外企業が出願する際の必要書類は従来通り、サインした委任状(公証認証不要)で対応できます。

 
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